alt

第59回

日本アンデパンダン展

2006年2月28日(火)~3月12曰(日)

9:30~17:00(最終日14:00まで)

東京都美術館(上野公園)

搬入 2月24曰(金)、25日(土)
AM10:00~PM4:00(時間厳守)
美術館搬入口
日本美術会へ tel 03-5842-5665
fax 03-5842-5666

59回日本アンデパンダン展の巡回展を、下記のように開催します。

日本アンデパンダン
広島展

4月4日(火)~9日(日)
広島県立美術館

日本アンデパンダン
京都展

5月16日(火)~21日(日)
京都市立美術館別館
 

第59回日本アン デパンダン展は あなたの作品を待っています。

一緒に魅力ある展覧会を創りましょう。

第59回日本アンデパンダン展の準備が、実行委員会を中心に日本美術会一丸となって、今、進められています。
戦後間もなく結成された日本美術会は、戦争への深刻な悔悟から、人間が大事にされ、自由な表現、多様な思考が保障される社会を求めて結成されました。その 発表の場が日本アンデパンダン展であります。当時は、数多くの著名な作家を幅広く網羅し、画壇の横断的な賑わいを見せていたそうです。

戦後60年、曲がりなりにも戦争をしない歯止めになってきた憲法九条が危機にさらされている今、日本美術会・日本アンデパンダン展がずうっと守り育ててき た基本理念が光輝いてきます。

もう一つ、この展覧会はアンデパンダン方式をとっていて、他の一般公募展と著しく異なります。その特徴は、自由出品、無審査の原則を貫いている事にありま す。この事はどう言う意味をもっているのか考えてみてください。入選したり、受賞の栄誉を目的に作品を創ることがステータスの世界を否定するつもりはあり ません。

しかし、誰にも何にも束縛されない創作姿勢が貫ける場、実験的な創作を自由に発表できる場が日本アンデパンダン展なのです。これは今の美術界では貴重な存 在です。出品された方はその幅の広さ、多様な表現、競い合い、共鳴が清々しく伝わってくることに気付かれたと思います。出品者は、自已の創作に責任を持つ ことが基本にあり、生の相互批評がさかんに行われます。

今、若い人たちは、束縛されること、群をつくることに馴染まない生き方が圧倒的ですが、日本アンデパンダン展はこれら現代美術にも大きくスタンスを広げた 包容力を備えた展覧会です。 常連の方は更によい作品を、以前出品されて途切れている方、新しく出品してみようと思っている方々、第59回展出品へ一歩踏み出してください。

2005年11月10日 第59回日本アンデパンダン展実行委員会実行委員長 小坂元二

59回日本アンデパンダン展(東京都美術館)の会場風景です。※)画像をクリックすると大きく表示されます。

alt alt alt
1水彩・デッサンの部屋での合評会 2会場スナップA 3B2ギャラリー通路で合評する人達
alt alt alt
4インスタレーションスペースを遠くから 5彫刻室のスナップA 6インスタレーションスペーススナップ
alt alt alt
7伏せる子供のインスタレーション 8毛糸のインスタレーション 9講堂行事「ケーテコルウィッツ」
会場は一杯でした 250人?
alt alt alt
10会場スナップB 11会場スナップC 12会場スナップD
alt alt alt
13彫刻室スナップ 14彫刻室壁面の大作 15工芸の部屋スナップ
alt alt alt
16会場スナップE 17パフォーマンス(奈良さん)スナップ 18パフォーマンス(万城目さんグループ)スナップ
altalt
インスタレーションスペースに展示された田中美香さんの作品が何者かに持ち去られてしまった。
その作品が展示されていた台の上には『私の大切な「THE USAGI」を戻して下さい。愛するあなたへ。』という作者の悲痛な訴えと実行委員会の お詫びが置かれている。
右は、急遽展示された田中美香さんの別の作品。
…さる3月4日(土)午後、この台の上に展示してあった、小さなスケッチブックに描かれた田中美香さんの詩画集”THE USAGI”がなくなりました。 とてもふしぎです。こういう場では考えられない出来事です。 本人は、大きなショックを受け、悲しんでいます。 主催者の不注意と管理不足を深くお詫びします。 作者の手元に返ることを祈っています。心当たりの方はご連絡ください。 日本アンデパンダン展実行委員会(第8展覧会事務所)…
■ 催し物

「ケーテ・コルヴィッツ 人と創作」
講師 佐川美智子 (町田市国際版画美術館学芸員)
3/4(土) 13:30~16:00(13:00開場)
東京都美術館講堂

ケーテ・コルヴィッツはドイツを代表する版画・彫刻の作家である。ナチスのファシズムの終焉を待たず1945年4 月、77歳の生涯を終え た。彼女の愛読書のゲーテの言葉を引用した[種を粉にするな]というリトグラフの作品は《二度と戦争をするな》という彼女の遺言に他ならない。

戦後60年と彼女の没後・60年を記念して各地で展覧会が開かれているが、彼女の母性あふれる人間性をとおして創作された作品はその的確な造形と高い風格 を持ち、いまなお多くの人々に感動を与えている。

彼女は、その取り上げるモチーフから社会派芸術家といわれたがそのことに対して「私が幼い頃から身近に見た労働する人々やおおらかな市井の人々をモチーフ にしたのは無条件に彼らが美しいと思えたからだ」と日記の中で書いている。

そしてまた医者カール・コルヴイッツと結婚してからは、夫の保険診療所に援助を求めてやってくる人々の悲しみや苦しみを見て「売春、失業といった解決でき ない間題が私を苦しめ不安にし、描かずにはいられなかった」とも書いている。

次男のぺーターを第一次世界大戦で失ってから、彼女は子どもを失った母親の悲しみと、死に対する多くの作品を創作した。

それは単に[反戦]を訴えるのではなく、人は、大いなる努力で平和への理念を実らせ、いつか平和を手に入れることが出来るという彼女の希望を表したもので ある。

彼女の蒔いた種を私たちはどう受け止めることができるだろうか…

◆ 作品研究

3/5(日)13:30~15:30アンデパンダン展会場
「創作研究会」
実行委員会の選んだ作家の作品について研究討論します。どなたでも自由に参加できます。
鑑賞者も歓迎…。(開始場所、研究題材は当目の会場内掲示をご覧ください)

◆ フロア別合評会

3/5(日) 10:00~12:00 平面を中心に他のジャンルを含めて3班に分かれて総合的に行います。
<1班〉地階(B1)と〉地階(B3F)の彫刻まで
1階(1F)と>地階(B2F)のインスタレーションまで
<3班〉2階(2F)

◆ ジャンル別合評会

開催日時は、会場掲示、ニュースなどでお知らせします。
日本画、版画・切り絵、水彩・デッサン、立体・彫刻、工芸、インスタレーションなど分野別に行われます。

◆ 青年合評会

3/5(日) 10:00~12:00
青年のスペースを含めた青年を対象に行います。

☆青年のスペース♪

若い世代の大集合を
毎年さまざまな個性・創作方法の作品が結集し、合評会も活発で楽しいコーナーです。
明日へのステップ、貴重な友だち作りの場に、今年はあなたも


◆ フォーラム「横浜トリエンナーレと現代美術」彫刻控室(B3F)

3/11(土) 13:00~15:00

◆ 初出品者交流合評会 彫刻控室(B3F)

3/4(土) 10:00~12:00 10時に集合して交流会→その後、展示会場へ(2班に分かれて)

◆ 出品者懇親 パ一ティー

3/4(土) 17:30~ 会場:蓬菜閣(上野 池之端・中国料理店) 会費:4,000円

★ 第59回展の「批評と感想」(第14集)を発行、全ての出品者にわたります。