アートフォーラム Ⅰ 講演pdf-B1

3/25(日) 開場:1:00 開会:1:30 終了:4:00 資料代500円 美術館講堂にて

「私たちは3.11とどう向き合うか」

東日本大震災と福島原発事故は人類の生存そのもののあり方を問いかけています。創作者としてどう向き合い、表現していくのか、報告と講演を通して考えていきましょう。
講演:「平和利用」なーんちゃって
t_binardアーサー・ビナード氏(Arthur Binard 詩人)
原子爆弾をつくるために重宝するのは原子炉。.核兵器のカムフラージュに使われるのは核燃料。「平和利用」と「軍事利用」を巧みに分けた原発のPRキャンペーンは、「世紀の詐欺」といっても過言ではない。いくら「平和」の包装紙につつんできれいに見せかけようとしても、死の灰は死の灰だ。ヒロシマとナガサキと フクシマを乗りこえていく道は、核廃絶の道.。もちろんその「核」には、燃料も兵器も含まれる。
プロフィール
詩人。1967年米国ミシガン州生まれ。ニューヨーク州のコルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、「ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞、文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」と青森放送「サタデー夢ラジオ」でパーソナリティーもつとめる。
福島からの報告「私の絵について」
深谷滉氏(現地作家)
t_fukaya9今描きたいもの:米つくりと主食を大切にしてほしい。そして、それらに関する食文化をゆっくりと豊かな方向へ進んで行ってほしいものだと。
日本人の私だからこそ描ける絵でありたい。単純化して強い形象化を目指し続ける。平面の場合には、平面的に描きたい。点・線・面とキヤンバスや紙に墨をつかって。
態度としては、田んぼの風景から学び、東北の歴史(米つくり)と自然の持つ力をよみとるようにしている。できるだけ幼児期の絵の表現に近づきたい。
しかし、東日本大震災と原発事故による放射能の被害とで私の絵が少し変わってきた。原発に関する反対は、50年前から始めていたのにこの事故になってしまった。
福島の原発事故は、東電と政府の責任であり許すことが出来ない。この様な内容を自己の表現に取り込みたいと感じて制作中である。
プロフィール
1939福島県須賀川市生まれ 1961-65独立展に出品 1966-2012日本アンデパンダン展・平和美術展に出品。この間、スイス・南京平和展・フランス美の革命展に出品1978-2012 AJAC展出品。この間韓国ソウルAJAC交流展出品。チェンマイ総合大学創立記念展招待展参加。日韓交流展参加。ブラジル移民100年記念祭招待展・中国・日本現代美術合同展(2010)参加etc その他 グループ展316回 個展18回

アートフォーラム Ⅱ シンポジウムpdf-B1

3/31(土) 開場:1:00 開会:1:30 終了:4:00 資料代500円 美術館講堂にて

「時代が求める表現とは-日本アンデパンダン展1964~未来へ

昨年のアンデパンダン展では第1回から1964年ころまでの検証をしましたが、今年は1964年以降の時代と作品について見つめ直します。
パネラー:鯨井洪・新谷香織・美濃部民子・山中宇佐夫 各氏

鯨井洪(画家)
t_kujirai名古屋市立美術館、東京都現代美術館(クロニクル展)とアンデパンダン展の先輩作家の仕事が注目されてきました。今、アンデパンダン展の目指すアートとは何 かが、又3.11の過酷事故を含め、この現実にどう切り込めるかが問われます。クロニクル展の企画行事の中でも、ここがキーポイントだ!と指摘されまし た。大いにこれからの創作の思いを共に語りたい。
プロフィール
1935 埼玉県熊谷市生 1950武蔵野美校卒 埼玉前衛青年作家集団創立に参加 1967 埼玉平和美術会創立に参加  1997 グループ地平創立に参加 2005 日中友好北京展(友誼館)・帰朝展(氷川の杜文化館) 2008 紀伊国屋個展(5回)
現在、油絵くじら塾主宰
新谷香織(美術家)
t_sintani歴 史的な視点で考えると、大震災を境に、我々は「3.11以降の日本の美術」という新しい年代記の始りの地点にすでにたたされているのではないでしょうか? 過去の創作者はどのように歴史と向き合い、変化に対応し、何を残したのか?新しい時代には、今まで以上の変貌が求められるのでは?
プロフィール
1972 年北海道生まれ。WEB関連の仕事をしながら、3.11以降はテレビや新聞では大きく取り上げられる事のない、ネットで集めた原発情報、動画を題材に創作活動をしている。2008年からアンデパンダン展に出品。2009年民美研究所卒。2010年から韓日交流展参加。2010年から『美術運動』WEB版を 担当。
美濃部民子(画家)
t_minobe私がアンパン展に出品したのは、77年、25歳の時でした。それから、作品の良し悪しはともかくとして一度も休まず出品を続けることができました。まだまだ若輩と思い先輩方の仕事を尊敬し見つめつつ歩んで来ましたが、いつの間にやら年輩となり、過去を語る メンバーになってしまいました。月日がたつのは夢のうち。少年老いやすく学成り難しのこのごろです。
自身のアンパン展出品作品を振り返ってみると、シンポジウムの題の「時代が求める表現」を意識するより、自分自身が本当に求めている表現とは何なのだろうと歩んできた気がします。
プロフィール
1974 女子美術大学洋画専攻卒業 74-83 女流画家協会展 76- 自由美術展(77年佳作作家、91年平和賞)  77-曰本アンデパンダン展 77-98 東京展 81-平和美術展 現在 日本美術会会員、自由美術協会会員、美術家平和会議会員
山中宇佐夫(美術評論家)
1960年以降の日本アンデパンダン展の展開において、もっとも注目されるのは、あの60年安保という稀に見る国民的大闘争の高揚と挫折、そこからの立ちなおりを美術がどう反映しているか、それを確かめる事であろう。
プロフィール
・東京大学文学部美学美術史学科卒業 ・日本美術会創立60周年(2007年)に当たり日本美術会永年会員の一人として表彰状を受ける。 ・創設された日本美術会付属研究所(「民美」)で約10年にわたって美学史の講義を受持つ。 ・日本美術会委員として理論部に所属し現在にいたる。

研究会 合評会pdf-B1

公開創作研究会
4/1(日)13:00-15:00 会場入り口集合
対象作家の作品について研究討論をします。どなたでも自由に参加できます。鑑賞者も歓迎です。
Aチーム 対象作家 新美猛 小原民子 担当者 稲井田勇二 手島邦夫
Bチーム 対象作家 いなおけんじ 伊藤八枝 担当者 菅沼嘉弘 結城あつみ
Cチーム 対象作家 渡辺皓司 中井由純 担当者 薮内好 橋本和明
展示室別合評会
3/25(日)10:30-12:00
3/26(月)13:00-15:00
今年は日曜・平日の二日開催 会場入り口集合
25日は8チーム、26日は4チームで部屋別の合評会をします。どちらの日でも結構です。ぜひ参加してください。
初出品者交流合評会
3/24(土)10:30-会場入り口集合
初めて出品した方々、ご自分の作品についていろんな方々の感想を聞き、他の人の作品も見て、これからの創作に活かしてください。
青年出品者合評会
3/23(金)17:00-会場入り口集合
若手アーティスト集合!語り合おう!知り合おう!
ジャンル別合評会
日本画・水彩・デッサン・版画・きりえ・彫刻インスタレーション・工芸他
日時は会場に
 

出品者の集い

3/24(土)15:00-17:00
出品者同士顔見知りになり、楽しく交流して今後の創作の糧にしましょう。ぜひ誘い合ってご参加ください。 会費 2500円
 

時代の表現 生きる証 - 東日本大震災・福島原発で被災された方々に心を寄せて
●東日本大震災復興支援チャリティ ●被災地の子供たちの作品展示 ●国際企画展示「地の種」

アンデパンダン展を見て、東日本大震災復興支援チャリティにご協力ください
今年のアンデパンダン展では震災復興と原発ゼロの日までともにがんばる思いを込めて、復興支援チャリティを行います。売り上げは全額募金にあてられます。ぜひこの機会に気に入った作品をお求めください。
◆出品作品は、ハガキ大とサムホール大(はがきの約2.2倍)の額入り作品と彫刻の小品です。販売価格は小さい作品が一万円、大きい作品が二万円です。
◆売上げは下記に送られます。
・ 65回展で「被災地の子どもたちの作品展示」に出品していただいた子どもたちの施設へ
第65回日本アンデパンダン展では「被災した子どもたちの作品展示」が行われます。作品展示には大震災と原発事故のもと、今、を生きぬく福島・宮城の保育所や学校のこどもたちの作品が展示されます。希望を失わず、豊かに成長していかれるよう、作品を寄せてくださった若き表現者とと施設に支援の輪を広げましょう。
・ 宮城県仙台市で被災した共同作業所「就労支援センター・バンビの杜」の送迎用の車購入の一助に日本美術会は、昨年都内で開催された「きょうされん」主催の「カクノスキ展」の後援を行いましたが、その中で東日本大震災で被害を受けた宮城県仙台市の共同作業所「就労支援センター・バンビの杜」を知りました。被災から一年が経とうとしていますが今なお復興の途上にあります。送迎用の車も自家用車利用を余儀なくされている実情です。支援募金を送迎用車購入の一助にしてもらおうと思います。ぜひご協力をお願いします。
注:きょうされん―きょうされんは、1977年に障害のある人たちのニーズをもとに、16ヵ所の共同作業所によって結成されました。現在は、1800ヵ所を越す会員となり、小規模作業所をはじめ授産施設やグループホーム、生活施設、生活支援センターなど大きく広がっています。
「被災地の子どもたちの作品展示」をご覧ください
被災地の子どもたちは今・・・震災と原発事故を乗り越えて生きぬく小さな表現者たちの作品を展示し、子どもたちへの募金を訴えます。
国際企画展示「地の種」
seed1キューバ・スペイン・ドイツ・ポーランド・ベルギー・モロッコ・中国・韓国の作家20数人の作品展示です。各国キュレーションサポートが7人います。それぞれ海外の暮らしが長い方たち・作家でもあります。展示にはキューレションサポートの方も作品展示をし、簡単なパンフレットで、各国の作家の紹介と、サポートの方々の経歴とメッセージをいただきます。
「地の種」の意味はこの地球各地の作家の作品が一粒の種となってアンデパンダン展という大地に発芽してほしいという意味です。それは美術の本質的な意味でもあるのです。乞うご期待。
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「地の種」パンフレット PDFはこちら
65回展の企画展示「地の種」に合わせて発行されたパンフレット
全出品者のプロフィールと作品など
ご希望の方は日本美術会までお問い合わせください
主催:日本美術会  運営:第65回日本アンデパンダン展実行委員会
〒113-0034東京都文京区湯島2-4-4平和と労働センター内
Tel:03-5842-5665 Fax:03-5842-5666/会期中は美術館内03-6812-9921