日本を「海外で戦争する国」にする

「戦争法案」を廃案に

安倍首相は「国民の命と平和な暮らしを守る」ためのものだと言って、本年5月26日、安全保障関連法案(戦争法案)を国会に提出、7月15日には委員会で採決強行、同16日には衆議院での採決を強行しました。

法案は、自衛隊の役割を拡大して、海外派兵や米軍の支援にあてるためのもので、地理的制約もなく米軍のあらゆる戦争に参加します。自衛隊員が攻撃される危険があり、武器を使用しての戦闘行為を行う危険もあって、日本人が「殺し、殺される」危険も飛躍的に高まります。

これは不戦を誓った憲法の平和原則を根本から破壊し、日本を米国とともに「海外で戦争する国」につくり変えるものです。こんなものが憲法9条の下で許されていいはずがありません。

1945年の太平洋戦争敗戦以降70年、日本人は戦闘で死んだ人は1人もおらず、一人の外国人も殺していません。平和であったからこそ不十分ながらも安穏な暮らしが出来、文化・芸術に親しむこともできてきました。

戦争は兵士だけでなく多くの人命を失い、財産を破壊し、経済的困窮を招きます。二度としてはならない事であることは、先の大戦が大きな痛みを伴って教えるところです。

以上の理由から日本美術会は、憲法を守り戦争に反対すると同時に現在国会で審議中の「戦争法案」の廃案を強く求めるものです。

2015年7月19日   日本美術会第44回総会 

戦争法案反対署名用紙 pdf 1

戦争法 の廃止を求める統一署名用紙 pdf 1