ベルリンより 29( http://www.etsko.com/ )

皆さまお元気ですか。 すっかりご無沙汰してしまいました。

 6月からの体調不調が 掌蹠膿疱症関節炎という免疫機能障害の病気と判り、 完治に1年、、、、。 ハー、、、。

 左肩激痛と両手平の疱疹痛で パソコン打つのもままなりませんが、 痛みと仲良くして元気にやっています。

 ベルリンは最高気温12度、最低3度で 早くも厳しい冬が駈け足でやってくる予感、、。 ドイツは現在、大量のシリア難民を受け入れています。 今それが大きな社会問題になっていますが、 学校では、大人達の思惑をよそに 難民の子供たちがドイツ人の子供たちと 早くも協調、仲良くしていて、 子供と犬の世界に国境はない! 嬉しくなります。

さて、10月2日のペール・トラルフ・プレフケ展は ミチコ・イイヨシ、クリスティナ・ルング、アネッテ・ガイゲル演奏による ドボルザークの重厚な弦楽三重奏で幕を開けました。 ペール・トラルフ・プレフケは、毎年、9月になると 新作10点、自発的にアトリエに持ってきます。 赤、黄色、緑、黒と絵の具を混ぜ合わせない チューブから出しただけの絵の具で描いているのに 全部、色の表情が違って見え、 深い黄色、悲しい黄色、明るい黄色、不安な黄色と 見る人の心の琴線に触れるものがあります。

 ペールは現在45歳ですが、 10歳で知能が止まった知的障害者です。 話し方、マナー、すべてにおいて 社会生活にきちんと適応して普通の人間と変りません。 3年前に ペールの両親であるプレフケ教授夫妻が 病気で相次いで亡くなり 彼は天涯孤独となり施設で暮らしています。 悲しみと希望がないまぜになった作品群をみていると、 絵を描くってことは 人間に力を与えるものだということを しみじみと実感します。

会場画像添付します。 悦子

 

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