ベルリンより 32( http://www.etsko.com/ )

皆様、
大変な御無沙汰をしておりますが、
お元気でお変わりなくお過ごしのことと思います。
不肖ながら、
悦子は母とバフの居ない新年に耐えられない状態が続いていました。
心配したドイツ人達がこぞって、
悦子の絵を買ったり、食事に招待されたり、新しい犬の斡旋したり、
なんとかしようと慰めてくれました。
ただ、母とバフの思い出が余りにも強すぎて、
何をしても気が晴れないでいました。
そんな中、映画製作会社のガースナー夫妻が
ドイツ人達と一計を案じ、
広大な敷地に病院、リハビリ、ドッグラン併設の
殺処分ゼロで世界的にも有名なベルリン動物保護施設(TIERHEIM BERLIN)を
撮影するからと連れて行かれました。
300頭余りの犬が里親を待ち続けて生活していて
環境が良いにも関わらず、
そんな犬たちの状態に号泣してしまいました。
どんなに設備が良くても、
どんなに飼育員が愛情を持って育てても
収容所は収容所です。
飼育員が一匹の小さな犬を連れて私の所へ来ました。
その犬、ニコライは私を見るなり、
いきなりペロペロと顔を舐めまわしました。
路上で乞食同然状態でいたニコライを保護したが
まだ9か月の子犬なので育ててくれないかと
思わず、その場で頷いて連れて帰ってしまいました。
ガースナー夫妻は作戦成功!と拍手
アトリエで待ち構えていたコーネ博士夫妻、マルチナ夫妻、インゲボルク、パウルも
早速ニコライを歓迎していました。
ニコライは8月末までに元の飼い主が現れなければ
私の犬になります。
それまでは施設の預かり犬の状態でニコライを育てます。
路上での乞食状態が長かったのか、
当初は室内にいるよりも外にいることを好み、
食べ物で痛い目にあったことがあるのか
お皿に出されたものを食べません。
犬用のくず肉を牛乳で煮たものを作って
手に取りながら、
ニコライは私の手先からおそるおそる食べ始め
今ではお皿によそったものを食べるようになりました。
寝るのも玄関先の玄関マット上でなく、
今では寝室の中の布団で寝るようになりました。
ただ、社会生活適応性は
まだまだ時間がかかりしつけが必要です。
今はニコライのしつけで手一杯ですが、
楽しいです。
画像送りますね。
閑話休題
3月24日から調布ギャラリーみるめで個展があり、
母の死後諸々手続きも兼ねて一週間から10日間だけ里帰りします。
3月24日、25日、26日と金曜、土曜、日曜と画廊にいる予定です。
個展詳細については またメールします。
ベルリンより悦子
東京、調布ギャラリーみるめでの個展のご案内です。
今回は新作23点の展示になります。
会期は3月24日から4月3日までの午前11時から午後6時まです。
3月29日の水曜日は画廊休み、最終日の4月3日は午後5時までです。
私は以下の日程で画廊に在廊します。
3月24日金曜 午後1時から6時まで
3月25日土曜 午前11時から午後6時まで
3月26日日曜 午前11時から午後6時まで
ギャラリーみるめ
東京都調布市布田2-32-8
042-488-2120
どうぞ御来廊下さい。
田中悦子
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